パソコンのブルースクリーンが頻発する原因とは?メモリ故障の可能性と対処法を徹底解説!

パソコンを使っていると、突然画面が真っ青になり、作業が強制終了してしまう「ブルースクリーン」を経験したことはありませんか。一度だけなら偶発的なエラーの可能性もありますが、何度も繰り返して頻発するようになると、パソコン内部で深刻なトラブルが起きているサインかもしれません。
本記事では、ブルースクリーンが頻発する主な原因5つと、自分でできる対処法をわかりやすく解説します。メモリ故障をはじめ、ドライバーの不具合やストレージの異常など、原因ごとに確認すべきポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
ブルースクリーンとは何か?

Windowsパソコンのブルースクリーン、正式には「ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)」や「ストップエラー」などと呼ばれる現象で、Windowsオペレーティングシステムにおいて重大なエラーが発生した際に表示されるエラー画面です。ブルースクリーンは、通常システムのクラッシュや深刻なエラーを示しており、パソコンが安全に動作を続けることができない状態を意味します。
ブルースクリーンの特徴と表示内容
ブルースクリーンは、その名の通り青い背景に白い文字でエラー情報が表示されます。画面には「問題が発生したため、PCを再起動する必要があります」という案内文とともに、エラーの種類を示す「停止コード(Stop Code)」が表示されるのでよく確認してください。
- CRITICAL_PROCESS_DIED
- MEMORY_MANAGEMENT
- PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA
などのコードが代表的です。また、QRコードが表示されることもあり、スマートフォンでスキャンするとMicrosoftのサポートページへアクセスできます。これらの情報は原因の特定や修理の判断に役立つため、可能であれば画面を写真に残しておきましょう。

エラーが発生した理由に関する簡単な説明、システムのトラブルシューティングやデータ収集のための指示なども表示されるのでよく確認してください。
ブルースクリーンが頻発する主な原因5選!

ブルースクリーンが頻発する場合、原因はひとつとは限りません。ハードウェアの物理的な故障から、ソフトウェアの設定ミスまで、複数の要因が絡み合っているケースもあるでしょう。ここでは、特に多く見られる5つの原因を解説します。
①メモリ故障や接触不良
ブルースクリーンが頻発する原因として最も多いのが、メモリ(RAM)の故障や接触不良です。メモリはCPUとストレージの間でデータを一時的に保持する役割を持っており、この部品に異常があるとシステム全体が不安定になります。
メモリが故障すると「MEMORY_MANAGEMENT」や「PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA」といったエラーコードがブルースクリーンに表示されるケースが多いです。
また、物理的な故障ではなくても、メモリスロットへの差し込みが緩くなっているだけでも同様の症状が出ることがあります。特に長年使用しているパソコンや、移動や振動が多い環境で使っているノートパソコンは、この接触不良が起きやすい傾向があります。
Microsoftが公開している技術資料でも、メモリの不具合はブルースクリーンの主要因のひとつとして記載されており、Windows付属の「Windowsメモリ診断」ツールを使えば自己診断ができるでしょう。メモリに問題が検出された場合は、早めに交換や再装着の検討が必要です。
②ドライバーやWindows更新の不具合
デバイスドライバーとは、パソコンに接続された各ハードウェアとWindowsが正しく通信するために必要なソフトウェアです。ドライバーが古いバージョンのままだったり、逆にアップデート直後に互換性の問題が生じたりすると、ブルースクリーンの発生原因になります。
Windowsのアップデート自体が不具合の原因となるケースも少なくありません。特に大型アップデートの直後にブルースクリーンが頻発するようになった場合は、更新プログラムとドライバーの相性問題を疑う必要があります。問題のある更新プログラムをアンインストールするか、ドライバーを以前のバージョンへロールバックすることで改善できるケースが多くあります。
グラフィックドライバーやチップセットドライバーは、特に影響が大きいです。製造元の公式サイトから最新かつ安定したバージョンをインストールし直すことが有効な対処法のひとつです。
③HDD・SSDなどストレージ障害
HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)などのストレージに障害が発生している場合も、ブルースクリーンの原因となりやすいです。Windowsはシステムファイルをストレージに保存しているため、読み書きエラーが起きるとシステムが正常に動作できなくなります。HDDの場合、物理的な衝撃や経年劣化によって内部のプラッタに傷が入るといった「物理障害」が起きることがあります。
一方SSDの場合は、書き込み回数の上限に達した「フラッシュメモリの劣化」が原因となるケースもあるでしょう。「CRITICAL_PROCESS_DIED」や「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」といったエラーコードが表示される場合は、ストレージ障害を疑ってください。
Windowsには「chkdsk」コマンドというストレージの診断ツールが標準搭載されており、ファイルシステムのエラーを検出・修復できます。ただし、物理的な故障が疑われる場合は自己修復が難しいため、専門の修理業者への相談を検討することをおすすめします。
④発熱・電源トラブル
パソコン内部の温度が異常に上昇する「オーバーヒート」も、ブルースクリーンを引き起こす原因のひとつです。CPUやGPUは一定の温度を超えると熱保護機能が作動し、システムを強制停止し、ブルースクリーンとして表示されるケースがあります。
冷却ファンにほこりが詰まっていたり、グリスが劣化して熱伝導が低下していたりすると、内部温度が急上昇しやすくなります。特に夏場や長時間の高負荷作業時に頻発する場合は、発熱が原因である可能性が高いでしょう
また、電源ユニット(PSU)の出力が不安定だったり、コンセントの電圧変動があったりする場合も、突然のシステムクラッシュにつながることがあります。電源ケーブルや電源タップの状態も合わせて確認することが大切です。
⑤ウイルスやソフト競合
マルウェアやウイルスに感染した場合も、システムファイルが破壊されることでブルースクリーンが発生することがあります。特に、カーネル(Windowsの中核部分)に干渉するタイプのマルウェアは深刻な不具合を引き起こしやすく、頻繁なブルースクリーンの原因となり得ます。
複数のセキュリティソフトを同時にインストールしていたり、相性の悪いアプリケーションが競合していたりする場合も、システムの不安定化につながりやすいでしょう。新しいソフトをインストールした直後からブルースクリーンが頻発するようになった場合は、そのソフトが原因である可能性を疑ってみてください。
ブルースクリーンが頻発したときの対処法は?

ブルースクリーンが頻発し始めたら、落ち着いて段階的に原因を絞り込んでいくことが大切です。修理に出さずに自分で解決できるケースもありますので、以下で確認すべき手順を順番に解説していきます。
エラーコードを確認する
ブルースクリーンが発生した際は、すぐにエラーコード(停止コード)の確認をしましょう。画面に表示されるコードは、トラブルの種類を直接示しており、適切な対処法を選ぶための重要な手がかりになります。
| 停止コード | 主な原因 |
| MEMORY_MANAGEMENT | メモリの故障・不具合 |
| PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA | メモリまたはドライバーの問題 |
| CRITICAL_PROCESS_DIED | システムプロセスの異常終了 |
| INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE | ストレージへのアクセス障害 |
| DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL | ドライバーの競合・不具合 |
| SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED | ドライバーまたはソフトのエラー |
| KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE | システムファイルの破損 |
| WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR | ハードウェア(CPU・メモリ等)の異常 |
コードをもとにMicrosoftの公式サポートページや信頼性の高い技術情報を参照することで、原因の特定がスムーズになります。
周辺機器を取り外して再起動する
外付けHDD、USBメモリ、プリンター、Webカメラなど、パソコンに接続されている周辺機器が原因でブルースクリーンが発生することがあります。周辺機器のドライバーや接続の相性問題の場合、まずすべての周辺機器を取り外した状態で再起動し、ブルースクリーンが再発しないかを確認してください。
再発しなかった場合は、周辺機器を一つずつ接続しながら原因を特定していく方法が有効です。原因となった周辺機器のドライバーを再インストールするか、メーカーの公式サイトから最新版をダウンロードして更新することで解決できる場合もあります。
セーフモードで起動する
セーフモードとは、Windowsを最小限の機能とドライバーのみで起動する診断用のモードです。通常起動でブルースクリーンが頻発する場合でも、セーフモードであれば安定して動作することがあります。その場合は、問題の原因がシステムの基本部分ではなく、特定のドライバーやアプリにある可能性が高いでしょう。
セーフモードで起動するには、Windowsの回復オプションから「スタートアップ設定」を選び「セーフモードを有効にする」を選択します。セーフモードで安定している場合は、インストールしたソフトウェアやドライバーを見直すことが次のステップです。
ドライバーやWindows更新状況を確認する
ドライバーの問題が原因の場合、「デバイスマネージャー」でエラーが発生しているデバイスを確認できます。黄色の「!」マークが表示されているデバイスがあれば、そのドライバーに問題がある可能性があるでしょう。該当するドライバーをアンインストールし、メーカー公式サイトから最新版を再インストールしてください。
Windows Updateの更新プログラムが原因と疑われる場合は、「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」から問題の更新プログラムをアンインストールする方法が有効です。なお、Windowsは常に最新の状態に保つことがセキュリティや安定性の面から大切なので、問題が解決した後は更新プログラムを適用し直しましょう。
メモリやストレージの診断を行う
メモリの診断には、Windowsに標準搭載されている「Windowsメモリ診断」ツールが使えます。スタートメニューで「Windowsメモリ診断」と検索し、起動後に「今すぐ再起動して問題を確認する」を選択すると、再起動後に自動でメモリチェックが実行されます。テスト完了後にイベントビューアーで結果を確認できるので、エラーが検出された場合はメモリの交換を検討しましょう。
ストレージの診断には、コマンドプロンプトを管理者権限で開き「chkdsk C: /f /r」と入力して実行します。再起動後にスキャンが始まり、ファイルシステムのエラーや不良セクターを検出・修復が可能になります。
異音や認識の不安定など物理的な損傷が進んでいるストレージの場合は、修復することは難しいため、専門業者への相談を検討しましょう。
ブルースクリーンが頻発するのを予防するためのポイント!

ブルースクリーンは、日頃のメンテナンスや設定の見直しで未然に防ぎやすくなります。以下では、予防のポイントを紹介します。
定期的なメンテナンス
メモリやストレージ、ドライバーの状態を定期的にチェックすることは、トラブルを早期発見するうえで大切です。Windowsには標準の診断ツールが備わっているため、月に1回程度を目安に実施する習慣をつけましょう。
パソコン本体の内部に溜まったほこりを定期的に清掃し、クリーンな状態を保ってください。冷却ファンやヒートシンクにほこりが積もると排熱効率が低下し、オーバーヒートによるブルースクリーンにつながります。エアダスターを使った定期的な清掃で、発熱トラブルを防ぎやすいです。
ウイルス対策ソフトの導入
信頼性の高いウイルス対策ソフトをインストールし、常に最新の状態に保ってください。定義ファイルが古いままではウイルスやマルウェアを検出できないことがあるため、自動更新の設定を有効にしましょう。
Windows 10以降にはMicrosoft Defenderが標準搭載されており、追加のセキュリティソフトなしでも基本的な保護は提供されています。ただし、複数のセキュリティソフトを同時に動かすとかえって競合が発生しやすくなるため、1つに絞ることをおすすめします。
バックアップの習慣
ブルースクリーンが頻発する状況では、最悪の場合、ストレージの故障によってデータが消失するリスクがあります。大切なデータは外付けHDDやSSD、またはクラウドストレージに定期的にバックアップしておきましょう。
Windowsには「ファイル履歴」や「バックアップと復元」といった標準のバックアップ機能があります。これらを活用することで、万が一の際にもデータを復元できる環境を整えることが可能です。バックアップは「何か起きてから」ではなく、日常的に行うことが防衛策になります。
不要なアプリの削除
使っていないアプリケーションが多く残っていると、システムリソースが無駄に消費されるだけでなく、バックグラウンドで動作するプロセスがシステムと競合してブルースクリーンを引き起こすリスクが高まります。「設定」→「アプリ」から定期的に不要なアプリを整理し、システム負荷の軽減を行うことで安定動作につながります。
特に、インストール元が不明なフリーソフトや、長期間使用していないアプリは積極的に削除しましょう。スタートアップに登録されているアプリが多い場合は、タスクマネージャーの「スタートアップ」タブから不要なものを無効化するだけでも、起動時の安定性が改善しやすいです。
ブルースクリーンに関するFAQ

ブルースクリーンについてよく寄せられる疑問をまとめました。基本的な用語の意味から対処の判断基準まで、参考にしてください。
停止コードとは?
停止コードとは、ブルースクリーン発生時に画面に表示されるエラー識別コードのことです。パソコン内部で起きているトラブルの種類を示しており、原因の特定や修理判断のための重要な手がかりになります。
「MEMORY_MANAGEMENT」であればメモリ関連、「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」であればストレージ関連の異常を示すなど、コードごとに対処方針が異なります。表示されたコードをメモまたは撮影しておくことで、修理業者への説明もスムーズになるでしょう。
BSODとは?
BSODは「Blue Screen of Death」の略で、日本語では「死のブルースクリーン」とも呼ばれます。Windowsが重大なエラーを検知した際に表示されるブルースクリーンのことです。
システムをそれ以上動作させ続けると、データやハードウェアへの被害につながると判断したときに、自動で動作を停止する仕組みです。Windowsの保護機能のひとつですが、頻発する場合は根本的な原因への対処が求められます。
ブルースクリーンが1回だけ出た場合は危険?
一時的な電力変動やソフトウェアの一過性のエラーが原因であれば、1回きりで収まることもあります。しかし、ハードウェア故障やドライバー不具合の初期症状として現れる場合もあるため、「1回だから大丈夫」というわけではありません。再発する場合は早めに原因を確認し、頻発するようになる前に対処することをおすすめします。
再起動すれば問題ない?
再起動によって一時的に正常な動作が戻ることはよくありますが、根本原因が解消されていないケースが大半です。表面上は動いていても、内部ではメモリやストレージに異常が進行し続けている可能性があります。頻発する場合は、再起動を繰り返すだけでは対応が不十分なため、診断や修理を早めに検討しましょう。
ブルースクリーンが頻発するならパソコン修理プロセンター!

パソコンのブルースクリーンが頻発する場合、原因はメモリ故障や接触不良、ドライバーの不具合、ストレージ障害、発熱・電源トラブル、ウイルスやソフト競合など多岐にわたります。エラーコードの確認やセーフモードでの起動、診断ツールの活用など、自分でできる対処法を試すことで解決できるケースもあるでしょう。
しかし、症状が改善しない場合やデータの消失が心配な場合は、無理に自己解決しようとせず、専門業者へ相談することが最善策です。『横浜市のパソコン修理プロセンター』では、ブルースクリーンの原因特定から修理・データ保護まで、ワンストップで対応しております。
「何度もブルースクリーンが出る」「自分で対処してみたけど改善しない」といったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。出張対応も承っており、横浜市内はもちろん神奈川県全域に対応しています。
>横浜市のパソコン修理プロセンターへのご依頼はこちら
投稿者プロフィール
最新の投稿
修理メニュー2025年12月19日川崎近辺でパソコン修理を頼むならどこ?選び方やおすすめの店舗を紹介!
修理メニュー2025年11月10日横浜でのパソコン修理の料金相場はいくら?安く抑えるコツを徹底解説!
修理メニュー2025年11月5日横浜でパソコン修理するならどこがいい?失敗しない業者選びのポイントを徹底解説!
修理メニュー2025年10月13日パソコン修理の値段相場はいくら?安く直すコツと依頼先の選び方を解説!


