モデムの寿命は7〜10年!寿命を縮める原因と故障の確認&対処方法

モデムはインターネット接続に欠かせない機器で、快適な通信環境を支えています。しかし、モデムは精密機器であるため、高温多湿の環境や埃、落雷などの影響で故障するリスクがあります。突然インターネットに接続できなくなったとき、モデムが故障しているかもしれないと不安になる方も多いでしょう。
この記事では、モデムの役割や平均寿命、寿命を縮める原因、故障の確認方法、故障時の対処法まで詳しく解説します。インターネット接続トラブルの解決にお役立てください。
モデムとは?

モデムは、インターネット回線と家庭内の機器をつなぐ役割を担っています。快適なインターネット環境を実現するためには、この機器の働きを理解しておく必要があります。
プロバイダからのデジタル信号を、パソコンやスマートフォンで使える形式に変換する装置がモデムです。
過去にはADSL回線で電話回線のアナログ信号をデジタル信号に変える役割を果たしていました。現在では光回線が主流となり、光信号をデジタル信号に変換する「光回線終端装置(ONU)」が新しいモデムとして広く使われています。
ブロードバンドルーターは、複数のデジタル端末を1つの回線で同時にインターネットへ接続するための機器です。各端末へのデータ配分を適切に管理し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどが個別に異なる情報を送受信できるように橋渡しをします。
モデムとブロードバンドルーターが一体となった「モデムルーター」や、光回線終端装置・ルーター・光電話機能を統合した「ホームゲートウェイ」といった便利な機器も登場しています。
モデムの平均寿命は何年?

モデムの一般的な寿命は7年から10年程度と考えられ、期間を過ぎると、機器の内部部品が経年劣化を起こし、安定したインターネット接続が困難になるケースが増えてきます。電子機器は時間とともに性能が低下し、突然インターネットに接続できなくなったり、通信速度が極端に遅くなったりといった症状が現れるでしょう。
同じモデムを7年以上使い続けている場合は、早めに交換を検討するのが賢明です。定期的な買い替えにより、安定したネットワーク環境を維持できます。
モデムの寿命を縮めてしまう4つの原因と対処法

モデムの寿命は、使用環境によって大きく左右されます。適切な設置場所を選び、丁寧に扱うことで、機器を長持ちさせられるでしょう。ここでは、寿命を縮める主な原因4つと、それぞれの対処方法を詳しく解説します。
①高温多湿な場所での使用
モデムは精密な電子機器であり、熱と湿気に極めて弱い性質を持っています。高温多湿の環境下では、内部の回路基板や電子部品が劣化しやすく、故障のリスクが高まるでしょう。直射日光が当たる窓際や、エアコンの温風が直接当たる場所、熱を発するテレビや電子レンジの近くへの設置は避けます。
浴室や洗面所の近くなど、水蒸気が発生しやすい場所も不適切です。風通しの良い日陰で、床から少し高い位置に設置するのが理想的です。熱がこもらないよう、モデムの周囲には10センチ以上の空間を確保してください。
②磁気や電磁波の影響を受けやすい場所での使用
モデムは磁気や電磁波の干渉を受けやすい機器です。これらの影響により、通信が不安定になったり、機器そのものが故障したりするリスクがあります。ラジオやテレビ、蛍光灯、電子レンジなどは強い電磁波を発生させます。
スピーカーや磁石といった磁気を帯びた物品も、モデムの動作に悪影響を与えかねません。これらの機器からは最低でも1メートル以上離して設置しましょう。どうしても近くに置かざるを得ない場合は、金属製のラックではなく木製の台を使用すると、電磁波の影響を軽減できます。
③ゴミや埃が溜まっている
モデムに埃が積もると、機器内部の熱を外へ逃がす通気口が塞がれてしまいます。放熱が妨げられることで内部温度が上昇し、電子部品の劣化が加速するでしょう。埃の蓄積は単に性能低下を招くだけではなく、過熱による発火のリスクもあります。
週に1回程度、柔らかい布で表面の埃を優しく拭き取ってください。通気口の埃は、電源をオフにした状態で掃除機の弱モードで吸い取るか、エアダスターで短く吹くのが効果的です。定期的な清掃により、機器の寿命を大幅に延ばせます。
④停電・落雷
停電や落雷は、モデムに致命的なダメージを与える可能性があり、電気配線を通じて一瞬でモデムの内部回路を破壊してしまいます。雷が鳴り始めたら、速やかにモデムの電源プラグをコンセントから抜いてください。
無停電電源装置(UPS)を導入すると、停電時でも短時間はモデムを動作させられます。ただし、地域の通信設備側が停電している場合は、回線自体が使えない点に注意が必要です。雷サージ保護機能付きの電源タップを使用するのも有効な対策です。
これらの対策は、モデムだけでなくSSDなどのストレージ機器を故障から守ることにもつながるでしょう。パソコンを購入した際に、しっかり行っておくべきことは以下の記事でも紹介しています。
■ SSDの耐用年数を延ばすためにパソコンを買ったらすぐにやること3選
すぐにできる!モデムが寿命・故障か確認する方法

インターネットに接続できないとき、モデムの故障が原因かどうかを自分で判断できる場合があります。専門知識がなくても実践できる確認方法を順番に試していきましょう。それぞれの手順を丁寧に行えば、多くのトラブルは解決できます。
電源を入れ直す
最も基本的で効果的な方法が、機器の再起動です。一時的な不具合であれば、以下の手順だけでインターネット接続が回復するケースが大半を占めます。
- パソコンやスマートフォンの端末電源を切る
- ブロードバンドルーターの電源を切る
- モデムの電源プラグを抜く
- すべてのケーブルも一度抜き取り30秒ほど待つ
- 最初にモデムの電源を入れる
- ランプの点滅が落ち着くまで2分ほど待つ
- ブロードバンドルーターの電源を入れる
- ランプの点滅が落ち着くまで2分ほど待つ
- 端末の電源を入れてインターネットへ接続する
電源を入れ直しても改善しない場合は、モデム本体の故障を疑う必要があります。
モデムのランプを確認する
モデムのランプ状態は、機器の健康状態を示す指標です。各ランプの色や点滅パターンを観察することで、どこに問題があるのかを特定できます。
光回線の接続状況は、PPPランプ(ケーブルテレビの場合は「CABLE」や「online」ランプ)で判断できます。正常に動作していれば緑色に点灯しています。点滅や消灯している場合は、プロバイダ回線との接続に問題が生じている可能性があります。
モデムのランプ状態で寿命を判断する明確な兆候は、主に赤色点灯・点滅が続くケースとランプの消灯です。以下の表で、主なランプの異常パターンをまとめました。
| ランプ名 | 正常な状態 | 異常な状態 | 意味 |
| 電源ランプ | 緑点灯 | 赤点灯または消灯 | 機器の故障または電源未接続 |
| 認証ランプ | 緑点灯 | 消灯 | プロバイダとの認証失敗 |
| PPP/ONLINEランプ | 緑点灯 | 赤点灯・点滅または消灯 | 回線接続の異常 |
| 光回線ランプ | 緑点灯 | 橙点灯または消灯 | 光ケーブル接続不良または機器故障 |
| アラームランプ | 消灯 | 赤点灯・点滅 | 何らかの異常が発生 |
赤色に点灯・点滅が続く場合や、電源ランプ・認証ランプが消灯している場合は、モデムの寿命または重大な故障の可能性が高いです。機器の再起動を試しても改善しないなら、プロバイダへの連絡や機器交換を検討しましょう。
Wi-Fiを確認する
モデムに問題がなくても、Wi-Fi接続に不具合があればインターネットは使えません。無線接続の設定を一つずつ確認していきましょう。
まず、ブロードバンドルーターの電源が入っているか確認してください。モデムとルーターが一体型の機器を使用している場合は、Wi-Fiスイッチがオンになっているかをチェックします。スマートフォンやパソコンのWi-Fi機能がオンになっているか、正しいSSID(ネットワーク名)を選択しているかを確認してください。
パソコンでは繋がらないのにスマートフォンでは接続できる場合、パソコン側の設定に問題があると判断できるでしょう。逆に、どの端末でも接続できない場合は、モデムやルーター本体のトラブルが疑われます。
プロバイダ側でトラブルが起きていないか確認する
自宅の機器には何も問題がないのに、インターネットに接続できないケースもあります。プロバイダ側のサーバーダウンやメンテナンス作業が原因かもしれません。プロバイダの公式サイトにアクセスし、障害情報やメンテナンス情報のページを確認しましょう。
スマートフォンの4G/5G回線を使えば、自宅のインターネットが使えなくても公式サイトを見られます。XなどのSNSで「(プロバイダ名)つながらない」と検索してみるのも効果的です。同じタイミングで多くのユーザーが同様の報告をしていれば、プロバイダ側の問題である可能性が高まります。
プロバイダの相談窓口に電話で問い合わせる場合、モデムのランプ状態や実施した対処法を伝えるとスムーズに相談できます。プロバイダ側の問題であれば、自分では何もできないため、復旧を待つしかありません。
料金の支払い状況を確認する
意外と見落としがちなのが、利用料金の未払いです。支払いが滞っていると、プロバイダ側でインターネットサービスを停止されている可能性があります。契約しているプロバイダのマイページにログインし、支払い状況を確認してください。
クレジットカードの有効期限切れや、口座の残高不足で引き落としができていないケースもよくあります。未払い料金があれば、速やかに支払い手続きを行いましょう。支払いが確認され次第、通常は数時間から1日程度でインターネット接続が再開されます。
これまでの方法をすべて試してもインターネット接続が回復しない場合、モデム本体の故障である可能性が極めて高くなります。次の章で説明する対処法を検討してください。
モデムが寿命・故障の時の3つの対処法!

モデムの故障が確実になったら、適切な対処方法を選択する必要があります。状況や知識レベルに応じて、最適な解決策が異なります。それぞれの方法のメリットとデメリットを理解した上で判断しましょう。
①プロバイダに交換を依頼する
モデムが故障した際、一般的な方法がプロバイダへの交換依頼です。契約しているプロバイダに連絡を取り、モデムの交換を申し出てください。交換対応には「訪問交換」と「郵送交換」の2種類があります。
訪問交換では、専門の担当者が自宅まで来て、モデムの設置から配線作業までをすべて行います。追加料金として5,000円から10,000円程度かかりますが、機械の扱いに自信がない方には安心できるサービスです。作業時間は、30分から1時間程度で完了します。
郵送交換では、依頼してから1日から2日で新しいモデムが送られてきます。出張料金がかからないため、自分で接続作業ができる方にはおすすめの方法です。交換後、故障したモデムは着払いの伝票を使ってプロバイダに返送する必要があります。
返送を忘れると、機器代金を請求される場合があるので注意してください。自然故障や経年劣化が原因の場合は、無償で交換可能です。ただし、水没や落下、ペットによる破損など、ユーザー側の過失による故障の場合は、機器代金として10,000円から20,000円程度を請求されるケースがあります。
②自分で新品のモデムを購入して交換する
家電量販店やインターネット通販で、新品のモデムを購入して自分で交換する方法もあります。費用の目安は5,000円から15,000円程度で、機種や性能により価格が変動するため、注意しましょう。利用環境によって、使用できるモデムの種類が限定されています。
光回線なのかケーブルテレビ回線なのか、どのプロバイダと契約しているのかによって、適合する機器が変わってきます。誤った型式のモデムを購入してしまうと、インターネットに接続できなかったり、通信が不安定になったりするリスクがあります。
また、安価なモデムを選ぶと中古品や旧型モデルである場合が多く、すぐに故障する可能性も否定できません。この方法は、インターネット回線の知識がある程度ある方向けの対処法といえます。不安がある場合は、プロバイダに相談してから購入を検討することを推奨します。
③プロのサポートを活用する
自分で対処できない場合や、ビジネス用途で利用しており早急な復旧が求められる場合は、専門業者への依頼も選択肢のひとつです。
費用は、出張費と作業費を含めておおよそ10,000円〜20,000円程度が目安とされています。状況にもよりますが、依頼当日に対応してもらえるケースもあり、作業時間は30分〜1時間ほどで完了することが一般的です。
専門業者に依頼するメリットは、モデムの交換作業だけでなく、配線状態や周辺機器の設定まで含めて総合的に確認してもらえる点にあります。LANケーブルの劣化やルーター設定の不具合など、原因が複数に及んでいる場合でも、一度の作業でまとめて対処できる可能性があります。
また、作業後の保証やアフターフォローが用意されている業者も多く、再発時の不安を軽減できる点も安心材料と言えるでしょう。
モデムの寿命・故障時にプロのサポートが必要な3つのサイン!

万一、以下のような状況に当てはまる場合は、自力での対処が難しいため、プロのサポートを検討しましょう。
- パソコンの配線や設定に不慣れで、正しく接続できる自信がない
- 夜間や休日に故障が発生し、プロバイダの対応が翌営業日以降になる
- モデムだけでなく、ルーターやパソコンなど複数の機器に同時に異常が見られ、配線全体の診断が必要
これらのケースでは、専門知識を持つプロに任せることで、時間と手間を大幅に節約できます。特にビジネス用途では、インターネットが使えない時間が長引くほど損失が大きくなるため、迅速な対応が必要です。
初心者が自己流で対処しようとすると、かえって状況を悪化させてしまうリスクもあります。不安を感じたら、無理をせず専門家に相談しましょう。
モデムの寿命・故障時に依頼して間違いないプロの特徴は?

モデムのトラブルでプロに依頼する際、信頼できる業者を選びましょう。以下の特徴を備えた業者なら、モデムの寿命や故障時に安心して任せられます。
豊富な修理実績がある
長年の実績を持つ業者は、さまざまなトラブルに対応してきた経験があります。過去の事例が豊富であれば、珍しい症状にも的確な対応が可能です。気になる業者があれば公式サイトで、実績件数や対応事例を確認しましょう。
地域に根差して長期間サービスを提供している業者は、技術力と信頼性が高いです。口コミや評判も参考になり、実際に利用した人の声から、サービスの質や対応の丁寧さを事前に知ることができます。
値段や出張費がわかりやすい
料金体系が明確で、事前に費用の目安を提示する業者を選びましょう。見積もりを取った後に追加料金が発生しないか、確認しておくことが大切です。出張費、診断料、作業料金がそれぞれいくらなのか、明確に記載されている業者なら安心です。
パソコン修理の料金相場を事前に把握しておくと、適正価格かどうかを判断しやすくなります。見積もり後のキャンセルが無料かどうかもポイントで、高額な請求をされる心配がない業者を選びましょう。パソコン修理の料金相場に関しては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
■ パソコン修理の値段相場はいくら?安く直すコツと依頼先の選び方を解説!
スピーディーな出張対応をしている
インターネットが使えない状況では、一刻も早い対応が求められます。当日中や翌日には対応が可能な業者を選ぶのが理想的です。土日祝日や夜間でも対応可能な業者なら、休日に故障した場合でも安心です。
パソコン修理にかかる時間は業者によって大きく異なるため、事前に確認しておきましょう。緊急対応の可否や、最短でどれくらいの時間で来てもらえるかを問い合わせ時に聞いておくと安心です。パソコン修理にかかる期間に関しては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
■ パソコン修理にかかる期間を修理方法別・症状別に解説!修理期間を短縮するための3つの方法とは?
明確な保証やアフターフォローがある
作業後の保証期間を設けている業者は、自分たちの技術に自信を持っている証拠です。万が一、同じトラブルが再発した場合でも、保証期間内なら無償で対応できるでしょう。
アフターフォローの内容も確認が大切で、作業後に疑問点が生じたときに、電話やメールで気軽に相談できる体制があると心強いです。長期的な視点で機器の状態管理や定期的にメンテナンス可能な業者を選ぶと、将来的なトラブルを未然に防げます。
モデムの寿命・故障のご相談は「横浜市のパソコン修理プロセンター」へ!

モデムの寿命や故障でお困りの際は、「横浜市のパソコン修理プロセンター」にお任せください。当店は横浜市を中心に、神奈川県全域でパソコンやネットワーク機器の修理・設定サービスを提供しています。
出張料金は横浜市内であればわずか1,000円で、診断までこの料金で対応いたします。見積もり後のキャンセル料は完全無料ですので、安心してご相談いただけます。最短でお電話から2時間後に修理完了した実績もあり、緊急のトラブルにも迅速に対応可能です。
モデムの交換だけでなく、配線の確認や最適な設置場所のアドバイスまで、総合的なサポートを行います。土日祝日も対応しており、お客様のご都合に合わせて訪問可能です。モデムの故障かもしれないと感じたら、まずはお電話(0120-176-138)・もしくは公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。
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