【振動対策編】パソコンの寿命を長くする使い方

パソコン内部のパーツの中には、特に振動や衝撃に弱いものがあります。

その代表例が「HDD(ハードディスク)」です。

パソコンの寿命を縮めないためにも、振動や衝撃には細心の注意が必要です。

ノートパソコンは持ち運ぶ機会が多いため、どのように注意すべきかをまとめました。

ハードディスクの振動・衝撃への弱さ

ハードディスクは、主にパソコンのデータを保存・格納する部品です。

動作時には内部で記録ディスクが高速回転しています。

そして、その上をデータの読み書きのためにヘッドという部品が動いています。

そのため、外部からの振動や衝撃には非常に弱い構造です。

精密機械であるハードディスクは、パソコンが動作していない場合でも、不用意な振動や衝撃を避けることが重要です。

(例:自転車のカゴに入れて運ぶなど、振動や衝撃が続く状況は避けるべきです。)

移動や設置場所の注意点

パソコンの設置場所を変更する際は、動作中の移動は避け、できるだけ電源を切ってから動かすようにしましょう。

ノートパソコンを運搬する際は、衝撃を吸収するクッション付きのカバーやバッグを使用することをおすすめします。

日常的にパソコンを使用する場所は、安定したデスクや台を選び、不安定な場所での使用は避けるべきです。

SSD(ソリッドステートドライブ)の利用

近年では、ハードディスクに代わり「SSD(ソリッドステートドライブ)」が利用されるようになってきました。

SSDはハードディスクと同様にデータの保存・格納を行う記憶装置です。

ディスクやヘッドといった可動部品がないため、振動や衝撃に強いとされています。

SSDは、メモリと同様の半導体構造であり、機械的な動作がないです。

そのため、データの読み書きがハードディスクよりも高速です。

このため、パソコンの動作が目に見えて速くなります。

さらに、SSDはハードディスクに比べて発熱が少ないことが多いです。

ですので、パソコンへの熱ダメージを軽減する効果も期待できます。(※発熱の程度はSSDの種類によります。)

当店「横浜市の出張パソコン修理プロセンター」では、HDDからSSDへの交換・換装のご相談も承っております。

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