パソコンから異音がする原因とは?初心者でもできる11の対処法と放置リスクを徹底解説!

パソコンからの異音は、使用中に不安や不便を感じさせるものです。普段は静かに動作しているはずのパソコンから、ジジジという音やカラカラという音が聞こえると、故障の前兆ではないかと心配になる方が多いでしょう。実際、パソコンの異音は内部パーツの不具合や経年劣化を示すサインであることが多く、放置すると大切なデータを失う危険性があります。

本記事では、パソコンから異音がする主な原因と、その音の種類による危険度の見分け方を詳しく解説していきます。初心者の方でもすぐに試せる11の対処法や、やってはいけない注意点についても紹介しますので、異音トラブルに直面している方はぜひ参考にしてください。



パソコンから異音がする主な原因は?

パソコンから異音が発生する原因は多岐にわたり、それぞれ対処方法が異なります。音の発生源を特定するために、ここでは代表的な5つの原因について説明していきます。

冷却ファンの異常やホコリ詰まり

パソコン内部にある冷却ファンは、CPUやグラフィックボードなどの発熱部品を冷やすために常時回転しています。長期間使用していると、ファンにホコリが蓄積して回転が不安定になり、ジージーという連続音やカラカラという異音を発するようになるのです。

特にデスクトップパソコンや床に近い場所で使用しているノートパソコンは、ホコリを吸い込みやすい環境にあります。ファンの軸受け部分が劣化したり、羽根に異物が絡まったりすると、回転時の摩擦音が大きくなることもあるでしょう。

ファンの取り付けネジが緩んでいる場合も、振動による異音の原因となります。冷却ファンの異常は放置すると冷却性能が低下し、パソコン全体の温度上昇を招くため、早めの対処が必要です。

HDD・SSDなどハードドライブの不具合

ハードディスクドライブ(HDD)は物理的に回転する部品を持つため、異音の発生源になりやすい部品です。HDDから「カチカチ」「カタカタ」という規則的な音が聞こえる場合、読み取りヘッドの動作不良や内部プラッタの損傷が疑われます。これらの症状は、データ消失の危険性がある状態といえるでしょう。

HDDの寿命は一般的に3年から5年程度とされており、使用時間が長くなるほど故障リスクは高まります。SSDは可動部品がないため、基本的には動作音はありません。

SSDやその周辺の電源回路・コイルなどから、負荷時に高周波のノイズ(いわゆるコイル鳴きの一種)が聞こえる場合がありますが、多くは致命的な故障ではなく、音の感じ方に個人差が大きい現象とされています。ハードドライブから異音がする場合、早急にデータのバックアップを取り、専門業者への相談を検討することを推奨します。

電源ユニットや内部コイルの異音

電源ユニット内部には、電圧を変換するためのコイルやコンデンサが搭載されています。これらの部品から「ジー」という低い持続音や「チリチリ」という高周波音が聞こえることがあり、これをコイル鳴きと呼びます。コイル鳴きは高負荷時に発生しやすく、グラフィック性能を要するゲームや動画編集作業中に顕著になる傾向があるのです。

電源ユニットの冷却ファンが劣化している場合も、回転時に異音が発生することがあります。全ての部品に電力を供給する重要なパーツである電源ユニットは、故障すると他の部品にも影響を及ぼす可能性があります。電源関連の異音が継続する場合は、早めに点検を受けるのが賢明です。

光学ドライブや内部パーツの接触

DVD・Blu-rayドライブなどの光学ドライブは、ディスクを高速回転させるため、「ウィーン」という回転音が動作中に発生するのは正常です。異常に大きな音がしたり、「ガリガリ」という摩擦音が聞こえたりする場合は、ドライブの読み取りレンズやモーターに問題がある可能性があります。

パソコン内部にあるケーブルと冷却ファンが接触している場合は断続的な異音の原因となり、拡張カードやメモリモジュールの取り付けが不完全な場合も振動によって異音が発生することがあります。内部パーツの接触による異音は、パソコンケースを開けて配線を整理することで解決できる場合が多いです。

正常動作音の可能性

パソコンから聞こえる音がすべて異常というわけではありません。ファンの回転音や、HDDのシーク音(データを読み書きする際の音)は、正常な動作でも発生します。特にパソコンを起動した直後や、負荷のかかる作業時は、冷却ファンの回転数が上がるため、普段より音がしてもおかしくありません

新しいパソコンに買い替えた直後や、静音性の低いモデルを使用している場合、動作音が気になることがあります。ただし、今まで聞いたことのない種類の音が突然発生した場合や、明らかに大きな音になった場合は、何らかの異常が起きている可能性を疑うべきです。正常な動作音と異常音を区別するには、日頃からパソコンの音に注意を払っておくことが大切でしょう。

パソコンから聞こえる異音の種類と危険度を確認!

異音の種類によって、パソコンの状態や緊急度が異なります。ここでは代表的な異音パターンと、それぞれの危険度について解説していきましょう。

ジジジ・ガリガリ音

「ジジジ」という連続した振動音や「ガリガリ」という摩擦音は、HDDの物理的な故障を示す危険な異音です。これらの音が聞こえる場合、HDDの読み取りヘッドがプラッタ(データ記録面)に接触している可能性が高く、使い続けるとデータが失われる危険があります。このような音が発生したら、直ちにパソコンの使用を中止すべきでしょう。

ファンから「ジジジ」という異音が発生している場合、軸受けの摩耗やホコリの詰まりが原因と考えられます。HDD由来の異音に比べると緊急度は低いものの、冷却性能の低下によってパソコンが熱暴走するリスクがあります。

音の発生源がHDDかファンかを見極めるには、音が聞こえる位置やタイミングを注意深く観察する必要があります。データのバックアップを最優先で行い、専門家への相談を検討してください。

カラカラ・キュルキュル音

「カラカラ」という軽い金属音や「キュルキュル」という高い摩擦音は、ファンの羽根に何かが接触している状態を示しています。ケーブルがファンに巻き込まれていたり、ファンの取り付けが緩んで振動していたりする可能性があるでしょう。この種の異音は比較的対処しやすく、内部を清掃してケーブルを整理することで解消されることが多いです。

光学ドライブからキュルキュルという音がする場合は、ディスクの読み取り機構に問題があるかもしれません。ドライブ内に挿入されたディスクが正しくセットされていない場合や、ドライブのモーター部分が劣化している場合にこの音が発生します。光学ドライブの異音は、ドライブ自体の交換で解決できることが多いです。

チリチリ・ピー音

「チリチリ」という高周波の電気的なコイル鳴きは、電源ユニットやマザーボード上のコイルから発生します。この音は高負荷時に顕著になり、特にグラフィック処理を行う際に聞こえやすくなるのです。コイル鳴き自体は直ちに故障につながるものではありませんが、不快な音が継続する場合は電源ユニットの交換を検討する価値があるでしょう。

「ピー」という連続した電子音は、BIOSのエラーコードを示すビープ音の可能性があります。メモリの接触不良やCPUの認識エラーなど、起動時のハードウェア問題を知らせているのです。ビープ音のパターン(長音・短音の組み合わせ)によってエラーの内容が特定できるため、マザーボードのマニュアルを確認することをおすすめします。

音がしないケース

パソコンから全く音がしない状態も、実は異常のサインである可能性があるため注意が必要です。冷却ファンが完全に停止していると、パソコン内部の温度が急上昇し、熱暴走やシャットダウンを引き起こしかねません。ファンが回転していない場合、電源供給の問題やファンモーター自体の故障が考えられるのです。

SSDのみを搭載したパソコンは、HDDの駆動音やシーク音がないため、非常に静かに動作します。これは正常な状態であり、心配する必要はありません。

ただし、以前は聞こえていたファンの音が突然消えた場合や、パソコンが異常に熱くなっているにもかかわらず音がしない場合は、冷却システムの故障を疑うべきです。定期的にパソコンの温度をモニタリングソフトで確認することをおすすめします。

【初心者でもできる】パソコンから異音がしたときの11の対処法とは?

パソコンからの異音は、多くの場合、下記の対処法で解決できます。しかし、自己判断が難しい場合や問題が解決しない場合は、パソコン修理のプロに相談することをお勧めします。

パソコンは複雑な機器ですので、適切なケアとメンテナンスが必要です。

①異音の種類の特定

異音の原因を特定するためには、まず音の種類を理解することが重要です。カラカラ、ブーン、キーンなど、異音には様々なタイプがあります。音の種類によって原因が異なるため、最初に注意深く聞き分けましょう。

②パソコンの再起動

時には、パソコンを再起動するだけで一時的な問題が解決することがあります。再起動は、システムのエラーをリセットし、一部のハードウェアの問題を解消するのに役立ちます。

③ファンの清掃

多くの異音は、ファンの汚れや故障によって引き起こされます。パソコンのケースを開け、ファンを清掃してみましょう。埃が溜まっている場合は、エアダスターで優しく埃を吹き飛ばします。

④ハードドライブ状態の確認

カラカラという音は、ハードドライブの故障が原因であることが多いです。ハードドライブの状態を確認し、異常があればデータのバックアップを取り、必要に応じて交換を検討しましょう。

⑤ケーブル接触不良の確認

内部のケーブルが緩んでいる場合、振動によって異音が発生することがあります。パソコンの内部を開け、すべてのケーブルが適切に接続されているかを確認してください。

⑥冷却システム動作の点検

オーバーヒートも異音の原因になり得ます。CPUやGPUの冷却システムを確認し、CPUと冷却パーツの間に塗るサーマルペースト(熱伝導グリス)の適切な塗布や、必要であれば冷却システムのアップグレードを検討してください。

⑦ドライバの更新

古いまたは破損したドライバは、ハードウェアの問題を引き起こし、結果として異音を発生させることがあります。デバイスマネージャーを通じて、すべてのドライバが最新の状態になっているかを確認し、必要に応じて更新してください。

⑧ウイルスチェックの実施

ウイルスやマルウェアは、パソコンのパフォーマンスに悪影響を及ぼし、異常な動作や異音の原因になることがあります。定期的にウイルススキャンを行い、セキュリティソフトウェアを最新の状態に保ってください。

⑨BIOS設定の確認

特に、ファンの速度や動作に関連するBIOS設定が原因で異音が発生することがあります。BIOSの設定を確認し、ファンの設定が適切であることを確かめてください。

⑩メモリ状態の確認

メモリモジュールが正しく取り付けられていない、または故障している場合、パソコンは異常な動作をすることがあります。メモリがしっかりと固定されているかを確認し、問題があれば交換を検討してください。

⑪電源ユニット動作の確認

電源ユニットからの異音は、電源の不足または故障を示している可能性があります。電源ユニットを点検し、必要に応じて交換することを検討してください。

パソコンから異音がするときの注意点!

異音が発生しているパソコンを扱う際、症状を悪化させないための注意点があります。ここでは、やってはいけない4つの行動について説明していきます。

異音がする状態のまま使い続ける

パソコンから異音がしているにもかかわらず、そのまま使用を続けるのはデータ損失のリスクがあるため危険です。異音は内部パーツが正常に機能していない証拠であり、放置すると他の部品にも悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。

ファンからの異音を無視して使用すると、冷却性能が低下してパソコン内部の温度が上昇していきます。高温状態が続くと、CPUやグラフィックボードの寿命が縮まり、突然のシャットダウンやフリーズが頻発するようになりかねません。

異音に気づいたら、できるだけ早く原因を特定し、適切な対処を行うことが求められます。修理や交換が必要な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

物理的な衝撃を与える

パソコンから異音がするからといって、本体を叩いたり振ったりするのは絶対に避けるべき行為です。物理的な衝撃は、精密な電子部品に深刻なダメージを与える可能性があります。

特にHDDは衝撃に非常に弱く、わずかな振動でもヘッドクラッシュ(読み取りヘッドとプラッタの接触)を引き起こす危険があります。異音が一時的に止まったとしても、それは問題が解決したわけではありません。むしろ、衝撃によって内部の状態がさらに悪化している可能性が高いのです。

ノートパソコンを移動させる際も、異音がしている状態では特に慎重に扱う必要があります。データの安全を守るためにも、物理的な刺激を与えずに専門家の診断を受けることが推奨されます。

再起動や強制終了を繰り返す

異音が気になるあまり、何度も再起動や強制終了を繰り返すのは逆効果になることがあります。特にHDDに問題がある状態で強制終了を行うと、ファイルシステムが破損したり、データの整合性が失われたりする危険性があるのです。

起動時はHDDやSSDに大きな負荷がかかるため、問題を抱えたドライブには過度なストレスとなるでしょう。電源ユニットやマザーボードに問題がある場合も、頻繁な電源のオンオフは症状を悪化させる可能性があります。

パソコンが正常に起動しない場合や、異音とともにエラーメッセージが表示される場合は、無理に再起動せず、まず問題の原因を調べることが大切です。どうしても再起動が必要な場合は、正常なシャットダウン手順を守り、強制終了は最終手段として考えるべきでしょう。

自己判断で分解や修理を行う

パソコンの知識が十分にない状態で、自己判断で本体を分解したり修理を試みたりするのは危険です。パソコン内部には静電気に弱い部品が多数あり、適切な対策をせずに触れると故障の原因となります。

また、ノートパソコンの分解は特に難易度が高く、元に戻せなくなったり、新たな問題を引き起こしたりするリスクがあります。メーカー保証期間中のパソコンを自分で分解すると、保証が無効になってしまう場合がほとんどです。

修理費用を節約しようとして分解した結果、かえって高額な修理代がかかることにもなりかねません。清掃程度であれば自分で行える場合もありますが、内部パーツの交換や本格的な修理は専門業者に依頼することをおすすめします。

パソコンの異音を自分で直せない場合は専門業者に相談すべき?

自分での対処が難しい場合や、症状が改善しない場合は、専門業者への相談を検討する必要があります。ここでは、業者に依頼すべきケースと、その際の注意点について説明していきましょう。

修理を検討すべき異音症状

HDDから「カチカチ」「ガリガリ」という異音がする場合は、直ちに専門業者に相談すべき深刻な症状です。これらの音はヘッドクラッシュやプラッタの損傷を示しており、自力での修復は不可能といえます。

ファンの異音でも、清掃では改善しない場合や、ファン自体の交換が必要な場合は、適切な工具と技術を持った業者に任せるのが安全です。電源ユニットからの異音や、マザーボード関連の問題も、専門知識なしでは対処が困難でしょう。

異音とともにパソコンの動作が不安定になったり、頻繁にフリーズしたりする場合は、複数の部品に問題が及んでいる可能性があるため、総合的な診断をしなければなりません。データの救出が必要な場合は、データ復旧専門業者への依頼も検討が必要です。

修理費用の目安と確認ポイント

パソコン修理の費用は、故障箇所や修理内容によって大きく異なります。ファンの清掃や交換であれば数千円から1万円程度、HDDやSSDの交換は部品代を含めて1万円から3万円程度が相場です。マザーボードや電源ユニットの交換となると、2万円から5万円以上かかることもあります。

ただし、機種やメーカー修理ではこれより高くなる場合もあるため修理を依頼する前に見積もりを取得し、修理内容と費用を明確にしておきましょう。また、修理後の保証期間や、万が一修理がうまくいかなかった場合の対応についても事前に確認しておくべきです。

保証やサポートサービス

パソコンを購入してからまだ保証期間内であれば、メーカーの保証サービスを利用できる可能性があります。多くのメーカーは1年から3年の製品保証を提供しており、通常使用での故障であれば無償修理や交換が受けられるでしょう。ただし、保証の対象外となる条件(改造、落下、水濡れなど)があるため、保証書や購入時の規約を確認することが大切です。

延長保証サービスに加入している場合は、保証期間が延長されていたり、より広範囲のトラブルがカバーされていたりします。メーカーサポートに連絡する際は、パソコンのシリアルナンバーや購入日、症状の詳細を準備しておくとスムーズです。

保証が適用されない場合や、保証期間が過ぎている場合は、信頼できる民間の修理業者を選ぶことがスピード感・コストパフォーマンスから見ても最善です。口コミや評判を調べ、技術力と対応の良さを確認してから依頼することをおすすめします。

パソコンの異音トラブルを解決するならパソコン修理プロセンター!

パソコンの異音は、ファンのホコリ詰まりからHDDの物理的故障まで、さまざまな原因で発生します。異音の種類を見極め、初期段階で適切な対処を行うことが、データ損失や高額な修理費用を防ぐポイントとなるでしょう。

自分で対処できる範囲を超えた症状や、重要なデータが保存されているパソコンについては、専門業者への相談が安全です。異音を放置せず、早めの対応を心がけることで、パソコンを長く安全に使い続けることができます。

パソコン修理プロセンターは、横浜エリアを中心に、パソコンのあらゆるトラブルに対応する専門修理サービスです。異音トラブルの診断から修理まで、経験豊富な技術スタッフが丁寧に対応し、お客様のパソコンを最適な状態に復旧させます。

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