「パソコンに水をこぼしてしまった…」
そして、あわてて電源を入れたら、パソコンからピーピーという警告音が!
こんな経験をしたことはありませんか?
水分によるショートや損傷は、パソコンにとって致命的です。
しかし、冷静に対処すれば、被害を最小限に抑える事が可能です。
この記事では、水をこぼした後の適切な対処法を、初心者の方にも分かりやすく説明します。
すぐに電源を切る
まず最初に、パソコンからピーピー音が鳴り始めたら、すぐに電源を切って下さい。
電源ボタンを長押しして、パソコンを強制終了させることが肝心です。
ACアダプターが接続されている場合は、すぐに抜いて下さい。
また、バッテリーが取り外し可能なモデルであれば、バッテリーも取り外しましょう。
電源を切ったら、すぐにケーブルを全て外す
電源を切った直後は、USBなどの周辺機器のケーブルも全て取り外して下さい。
これにより、他の機器への損傷のリスクを減らす事ができます。
パソコンを逆さまにして水を排出
パソコンが水平な状態だと、内部に水が溜まりやすくなります。
パソコンを逆さまにして、キーボードを下に向けることで、こぼれた水をできるだけ排出しましょう。
内部の水分を乾かす
水を排出したら、パソコンが完全に乾くまで放置します。
理想は、自然乾燥を促すために、パソコンを温かく乾燥した場所に置く事です。
しかし、直接日光や高温にさらすのは避けて下さい。
積極的に内部を乾燥させる
もし、可能であれば、パソコンを開けて内部の水分を拭き取る事が助けになります。
ただし、自信がない場合や保証を失いたくない場合は、このステップは専門家に任せましょう。
待つ
パソコンの乾燥には、最低でも24時間はかかると考えて下さい。
急いで電源を入れると、水分によるショートのリスクを高めてしまいます。
電源を入れてみる
乾燥が完了したと感じたら、バッテリーまたはACアダプターを接続し、電源を入れてみて下さい。
しかし、再び異常な音がしたり、正常に動作しない場合は、直ちに電源を切り、専門家に相談して下さい。
専門家に相談する
上記のステップを踏んでもパソコンが正常に動作しない場合は、専門の修理業者に依頼するのが最善です。
自己判断で内部に手を出すと、さらなる損傷を引き起こす可能性があるからです。
水がこぼれて電源を入れると、パソコンからピーピー音が鳴る時の対処法まとめ
水をこぼしてしまった時のパソコンの対処法は、迅速な行動と正しい手順が鍵です。
一度水濡れが起こったパソコンは、内部の腐食など将来的な問題が発生するリスクもあります。
ですので、専門家による診断が必要になる事があります。
焦らず、慎重に対処しましょう。
そして何よりも、パソコンの近くでは水分を慎重に扱う事を心がけて下さい。
水をこぼした際の処置として正しいのは?
水をこぼしてしまった際は、どうしても慌てがちですが、その反応が危険性を増大させる事があります。
特に、こぼした後すぐにパソコンの電源を試す行動は、実は非常に危険です。
水分が残った状態での通電は、内部ショートの原因となり、被害を拡大させる事が多いです。
正しい対処法は、まず水分を拭き取り、完全に乾燥させる事が必要です。
ただし、ノートPCなどは分解しないと、完全な乾燥が難しい場合があります。
自信がない方は、特に無理をせず、水をこぼした場合はすぐに電源を切ってプロの専門店に相談するのがベストです。
迅速な対応と適切な乾燥処理で、パソコンを無事に復旧できる可能性が高まります。
パソコン作業中は、コーヒーなどを飲むことも多いでしょう。
コップへの不意のぶつかりなどで、こぼさないよう注意する事が、トラブルを未然に防ぐ最良の方法です。
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